―――――――――――――――――――― 『ガンドッグ・リヴァイズド』FAQ (2019/10/15更新) ※特に指定がない限り、ページ数は『ガンドッグ・リヴァイズド』のものを指します。 ―――――――――――――――――――― ―――――――――――――――――――― ■2019/10/15更新分 ◆クラスアーツ◆ 【Q】《ガンアクション》《アルカナン》を同時に宣言することで、[射撃]+[格闘]+通常の[行動]を行なうことができるでしょうか? 【A】はい。 【Q】《ガンアクション》《ファーストエイド》を同時に宣言することで、[射撃]+[医療行動]+[医療行動]を行なうことができるでしょうか? 【A】はい。 【Q】《ガンアクション》の宣言によって、[射撃]+さらに[格闘:投]のような行動を取ったとき、[格闘:投]には両手が空いていなくてはならないという条件があるので、[簡易行動]で銃器を落とすことになると思います。  それをふまえて、《ガンアクション》の宣言によって、[射撃]+さらに[医療行動]のような行動を取ったとき、[医療行動]には両手が空いていなければならないという条件はないため、銃器を持ったままで、[医療行動]例えば[出血]の治療などを行なえるのでしょうか? 【A】あくまでルール上は[スキル使用]の項目通り「宣言した行動が可能かどうかは、GMが判断してください」ですが、ハイテク装備のメディカルキットからアームが伸びて治療してくれる、とかでなければ、両手が空いていないければ治療はできないすべきでしょう。 ◆戦闘◆ 【Q】グレネードの準備は、[行動]の[準備]ですか? それとも[簡易行動]の「アイテムを準備する」ですか? 【A】手榴弾は[行動]の[準備]で使用状態にして、[格闘]で使用します。[抜き撃ち]はできません(P148サイドバー参照)。  グレネードランチャーに40mmグレネードを装填する場合は、[簡易行動]の「アイテムを準備する」で準備して、[行動]の[アイテム使用]で装填します。 ◆武装、アイテム◆ 【Q】ダットサイトを装着している銃器で、[射撃集中]を行なってから、[近距離]の目標を射撃する場合、修正はどうなるのでしょうか? 【A】ダットサイトの効果は「[近距離]までの命中率に+10%」を得るのに、[射撃集中]の[行動]は必要ないというものになります。その上で[射撃集中]は別に行なうことができますし、効果も累積します。従って、ダットサイトによる+10%と[射撃集中]による+10%で、合計+20%になります。 【Q】「ナイトビジョン」や「ノクトビジョン」の使用/不使用の切り替えは、[アイテム使用]の[行動]が必要ですか? 【A】「ナイトビジョン」や「ノクトビジョン」は、頭部にヘッドギアで固定しておき、使用時は眼の前に引き下げ、不使用時は額のあたりに引き上げておくことができます。この切り替えは[簡易行動]でかまいません。  ヘルメットや頭部に装着するのは[アイテム使用]が必要です。 ―――――――――――――――――――― ◆全般◆ 【Q】『ガンドッグ・リヴァイズド』と『ガンドッグゼロ』は何が違うのでしょうか? 【A】『ガンドッグ・リヴァイズド』は、『ガンドッグゼロ』の増刷タイミングに合わせて、エラッタの適用、FAQに寄せられた質問への回答や『Role&Roll』の記事で補足説明されたルール運用法の反映といった加筆修正を行なったものです(同一書名で大きな変更があると各所で混乱が生じるため、書名は変更となっています)。  一般的な「版上げ」というほど大きな変更はありませんので、『ガンドッグ』の2.5版(『ガンドッグゼロ』が2版として)だとお考えいただければわかりやすいと思います。  細かな修正箇所は、公式サイトの「サポート」でご確認いただけます。 【Q】『ガンドッグ・リヴァイズド』と『ガンドッグゼロ』の所持者が、一緒に遊ぶことはできますか? 【A】基本的なルールに変更はないので、一緒に遊ぶことは可能です(もちろん、『ガンドッグ・リヴァイズド』をご購入いただければそれに越したことはありませんが……)。  ただし、ルールやデータに差異があるのは事実なので、混乱を避けるためにも、そのセッションで「基準となるルールブック」がどちらなのかは、しっかりと決めておいてください。GMが所持しているルールブックを基準とすることをおすすめします。  また、少なくともGMは、公式サイトの「サポート」でダウンロードできるファイルで変更点を確認しておいてください。可能であれば、プリントアウトを配布するなどして、PLにも事前確認してもらうことを推奨します(ゲームに使用するための複写と配布を許可します)。  なお、キャラクター作成は「パーツセットアップ」を推奨します。必ず基準のルールブックに掲載されたサンプルキャラクターを使用してください。 ◆サンプルキャラクター◆ 【Q】『ガンドッグ・リヴァイズド』および『バイト・ザ・バレット リヴァイズド』のサンプルキャラクターの武装カードにおいて、ハンドガン、ライフル、サブマシンガン、重火器の、至近、近距離の命中率に+10%の修正が見られます。この修正はどういったものでしょうか? 【A】サンプルキャラクターの武装カードに記入されている命中率は、レーザーサイトやダットサイトなどの補器類による修正が含まれています。 ◆クラスアーツ◆ 【Q】コモンクラスアーツ《ショートバースト》を用いて[バースト](あるいは[2点バースト])で射撃した場合、ライフルや重火器においても「■フル:-10%」の修正のある武器(G3A3やFN MAGなど)はその修正がなくなるのでしょうか? 【A】[バースト](2点バースト)で射撃をするのであれば、([フル]ではないので)「■フル:-10%」の修正は適用しません。  サイドバーの記述がハンドガンに限定されているのが誤りです、申し訳ありません。エラッタも参照してください。 ◆戦闘◆ 【Q】受動的な判定の〈状況把握〉(P127)は、気づくまで判定し続けるのでしょうか? 【A】基本的に部屋などに突入した最初の[ラウンド]のみ行ないます。なお、(入口からは死角だったなどして)見えていなかった場所が見えた場合、再度の判定は行なわず、最初の判定の結果で判断します。  2ラウンド目以降は、判定の必要なく、人質かどうかや武装などは判断できてかまいません。「見えづらい/特に隠れている」敵については、気づいた味方からハンドサインなどで教えてもらったり、向こうから攻撃してきたりすれば気づくことができます。  また、自発的に[簡易行動]の「周囲を見渡す」で、再度判定を行なうこともできます。  その後は、移動するなどして視界に変化が生じた場合や、新たに他のキャラクターが部屋に入ってきたときに行なえばよいでしょう。 【Q】[部位狙い]において射撃モードは自由とありますが、[フル][セミ]でも[部位狙い](例:足元を狙っての機銃掃射など)は可能ですか? 【A】「足元を狙っての機銃掃射」というのがどういう状況を指しているのかによりますが、「移動を妨害する」ということを指しているのであれば、それは[部位狙い]のルールには含まれません。比較的近い効果が望めそうなのは[制圧射撃](P150)でしょうか。 【Q】[格闘:極]の[マウント]に成功した際に[転倒]させることを選んだ場合に[拘束]と[転倒]は重複しますか? 【A】重複します。[寝技](P158)の状態になります。ただし、[寝技]による攻撃者への命中率+20%の修正と、[転倒]している相手に[至近距離]や[近距離]から攻撃する場合の命中率+20%の修正は重複しません。 【Q】コモンクラスアーツの《オフハンドトレーニング》を習得したキャラクターが、両手に銃を所持した状態で、片方の銃だけで射撃した場合のマイナス修正は何%になりますか? 【A】[片手撃ち](P147)を参照してください。 ◆武装、アイテム◆ 【Q】P220「マガジンクリップ」の説明にある「[信頼性]が1段階低下する」とはどういう意味なのでしょうか? 【A】[信頼性]の値が1減少します。元々の[信頼性]が「99」の武装であれば「98」になります。元々の[信頼性]が数字ではない場合、「□」ならば「00」、「□□」ならば「□」になると処理してください。 【Q】サンプルキャラクターのブリッツのように、1つの銃器に複数の補器(スコープとダットサイトなど)は、修正はすべて重なるのでしょうか? 【A】いいえ。P141のサイドバー「補器とゴーグルの併用」に書かれている通り、「レーザーサイト」「ダットサイト」「スコープ」の効果は重複しません(複数取り付けることは可能です)。スコープ(LV2以上)とダットサイトの両方を取り付けるメリットは、「至近距離と近距離ではダットサイト、中距離と遠距離ではスコープを使用することで全距離をカバーできる」ということにあります。 【Q】スコープは、ナイトビジョンやノクトビジョンと併用できないのでしょうか? 【A】はい。できません。 【Q】「フラッシュライト」(P217)や「ライト」(P219)は「向けている方向で[近距離]までの、光量不足による視界修正を受けない」とありますが、戦闘中の[ポイントマップ]では、キャラクターの向きは考えないはずです。その場合向きはどう扱えばいいのでしょうか。 【A】基本的には「射撃している対象だけは、視界修正がなくなる」と扱えばいいでしょう。例外的に、ライトでどの対象を照らしているかは決めておいてください。  部屋などに突入する場合は、いろいろな方向を見ながら(照らしながら)突入するので、受動的な判定の〈状況把握〉などは「視界修正を半減する」くらいがよいでしょう。 【Q】「マガジンポーチ」(P220)などの「○○ポーチ」や「ナイフベルト」などは、対応するアイテムを「収納できる」とありますが、これは「バックパック」のように、収納可能な個数分の携行値を節約できるということでしょうか? 【A】はい。「マガジンポーチ(ハンドガン)」であれば、「1×1」の携行値を使うだけで、2個の弾倉を持ち歩くことができます。 【Q】弾薬の種類(ホローポイント弾やAP弾など)、射撃方法([急所狙い]、[バースト]や[フル])、[非貫通]などでダメージペナルティ表への修正がありますが、これらはすべて重複するのでしょうか? 【A】はい、重複します。 【Q】複数の防御具を着用した時、[裝甲値]と[防御値]は全部合わせるのですか? 【A】同じ部位に防具は2つ以上着用できませんので、俗に言う「重ね着」のルールはありません。  防具の[裝甲値]と[防御値]が適用されるのは着用している部位に命中した攻撃のみです。特に[部位狙い]を宣言しなかった場合、攻撃は胴体に命中します。頭部に着用する防具の[裝甲値]と[防御値]は、[部位狙い]で頭部を狙うと指定された時以外には適用されません。  したがって、ボディアーマーとヘルメットを同時に着用しても、その[裝甲値]と[防御値]が合算されることはありません。 ―――――――――――――――――――― 『バイト・ザ・バレット リヴァイズド』FAQ (2018/10/25更新) ※特に指定がない限り、ページ数は『バイト・ザ・バレット リヴァイズド』のものを指します。 ―――――――――――――――――――― ◆武装、アイテム◆ 【Q】「発射式スタンガン」(P060)で[部位狙い]をして命中した場合は、どのように処理すべきでしょうか? 【A】命中後の効果は特に変更なしとしてください。[貫通]しなければ効果がない武装なので、防具を着用していない部位を狙う意味はあるでしょう。